仕事に活かせる心理学-エニアグラムを学んでみよう-

今回は「エニアグラム」というものを紹介します。
これだけ色んな人がいるのに、「人の性格は9種類しか存在しない」なんて言われたら驚きますよね。
このエニアグラムを知ると、「自分にとってウマが合う」人がわかるかもしれません。
心理テストのようなイメージで、少し読んでみてください!
エニアグラムっていう心理テスト感覚でできる「性格分類学」があるんですけど、心理テスト好きな人におすすめです。人間の性格は9種類にしか分類されず、必ずどこかに当てはまると言われています。自分が一緒にいて過ごしやすい人というのは、「同じタイプの人」かも?https://t.co/6bs4niwbAz
— ケースケ (@Keisukemrlifeh1) November 5, 2018
※エニアグラムを詳しく学ぶには、専門に研究されている人、関連書籍から学ぶのが一番です。
この記事は「興味をもってもらうこと」を目的としているので、学問的な詳細部分までは触れません。
詳しく知りたい方は、書籍or 詳しく書かれているリンク先等を参照ください。
エニアグラムってなに?
エニアグラムとは、人間が生まれつき持っている資質を9つのタイプに分類した性格分類学です。
色んなブログを読んでみて、このブログが一番イメージしやすくまとまっていると思います。
「人は必ず9つのタイプのどれかに分類されます」というのがエニアグラムです。
歴史は古く、4000年以上前からすでに存在していたと考えられています。
海外では名だたる大企業がこのエニアグラムを研修に取り入れています。
己を知り、他者を知ることで、最適な人材配置、業務内容などを見極めていく。
こうしたディシジョンメイキングに役立てているみたいですね。
ケースケがエニアグラムを勉強したきっかけ
最初は心理テストのようなもの、だと思って本屋で手を取ったのがきっかけです。
大体の本には、タイプ診断のテストがついていますので、
本当に軽い気持ちでやってみたのがきっかけですね(この時までは立ち読みです。本屋さんスミマセン)
で、自分のタイプのページを読む。びっくりしましたね。
書かれていることがまさに自分を言い表しているようで、衝撃を受けました。
それからその本を買って詳しく読んで、面白いからと関連書籍もたくさん集めて、
こうして今ブログを書いているわけです。
ちなみにこのエニアグラムに出会ったのは社会人一年目、今から10年以上前のことですが、
自分のタイプは全く変わっていません。やはり変わるものではないのです。
上記のブログ等でエニアグラムを少し勉強された方。
ケースケのタイプは2(献身家)、ウイングに3を持つ「もてなす人」です。
下記で紹介している本を読んで、この「もてなす人」のページを読んだときに、
まさに自分のことを言われているような気がして、以来このエニアグラムを個人的に勉強してきました。
エニアグラムを学ぶための本オススメ3選
僕がエニアグラムにはまったきっかけと、関連書籍を紹介します。
他にもいろいろあるのですが、代表的なものを3つ。
関連書籍も色々リンク張っておきます。
興味を持った人はまずこれを。これだけあればほぼ大丈夫です。
僕がエニアグラムにハマるきっかけを作ってくれた本(基礎編、実践編)
自分に部下がいる人、後輩への接し方について参考にしたい人はコレを
仕事での具体的な活用方法のエピソードが知りたい方はこちらを
これだけは譲れないもの→6歳ですでに決まっていた
少し話それますが、お子さんがいらっしゃるという方。
赤ちゃんの時から、おとなしい子、活発な子、よく泣く子、色々個性がありますよね。
これは既に性格がその時期に形成されつつあって、6歳までで決定してしまうそうです。
どのタイプが優れているなんて答えはありません。またタイプを狙うことも無理ですが、
「なんでうちの子はよく泣くんだろう」とか、
「なんでうちの子はちょっととろいんだろう」といった悩みも、
「うちの子は感情タイプだからたくさん誉めてあげよう」とか、
「うちの子は思考タイプかもな。ゴールを作ってあげよう」とか、
子供をより深く理解するためのツールにも使えるなと思っています。
子供の友達を見ていると面白いですよ。エニアグラムで相性のいいタイプの子がそろっていますから(笑)
あなたにぴったり当てはまるものがきっと一つある
何にも当てはまらないな?という人。根本の9つから必ず一つは当てはまりますが、
隣り合うタイプの影響も受けるため、わかりにくいのかもしれません。
これは「ウイング」と呼ばれています。
診断テストでカチッとしたタイプがわからなかった人は、その隣あうタイプも見てください。
どうも7番と8番の両方当てはまる部分があるな…という人は、
「タイプ7のウイング8」か、「タイプ8のウイング7」です。
ウイングを含めた解説は書籍内に記載されていますので、
「タイプ7なのか8なのか」という部分までわかると思いますよ。
エニアグラムは仕事に活かすことができるか?
ミーティングを例にして考えてみましょう。
わかりやすいのでタイプ1(完全主義者)とタイプ7(楽天家)の人が存在していると仮定します。
テーマは適当に「来期の講演会企画について」とかにしましょう。
タイプ7の人はとにかく思いつくままにアイディアを口にします。
「演者はA先生がいいですね」「会場はみんなが参加しやすい新宿エリアで」
「○○っていうテーマで進めませんか?」「あ、そうするとB先生の方がいいですね…」
タイプ1の人は、この流れるような意見を聞いてこう思っています。
(なんでA先生なんだ?どんな講演するんだ?過去講演してもらったことは?)
(新宿は本当に集まりやすいのか?)
(首都高の込み具合からもっと中央のエリアでやった方が確実では?)
(遠方の先生は東京駅近辺の方が出やすいのではないか?)
(招聘先をきちんと決めてから会場は選ぶべきで…)
などなど。
挙句の果てにはA先生→B先生に意見が変わって、
「なんでお前はそんなに適当なんだ!」と急に怒り出すかもしれません。
逆にタイプ1の人が話し始めると、とにかく完璧にしていきたいという思いが強く、
また自説が正しいと思っているので、他の人の意見を取り入れることをしないかもしれません。
この時タイプ7の人はこう思っています。
(この人頑固で人の話聞く気がないな)
(興味ないからもう参加しないでおこう)
(来週の勉強会のお弁当どうしようかな…)
どちらのタイプが良い悪いという事ではありません。
エニアグラムを知っておくと、人の多様性を受け入れやすくなるんです。
例えばタイプ1の人がどんどんアイディアを出す7の人を見て、「適当なやつ」ではなくて、
「豊富なアイディアを持っているから、次の講演会の演者誰がいいか聞いてみよう」
となればプラスですし、逆にタイプ7の人が、細かく仕事をしているタイプ1の人を見て、
「堅物の頑固おやじだなぁ…」ではなくて、
「医師からもらった質問の回答、この文献が正しいのか聞いてみよう」
となれば、完璧に正しい答えを求めるタイプ1の人は、真剣に吟味してくれますよ。
まとめ
・エニアグラムを知ると、より人の多様性を受け入れることができる
・エニアグラムを知ると、適材適所な人材配置、仕事の依頼をできるようになる(管理職)
・エニアグラムとは、心理テスト感覚で実施できて、その内容は非常に深い
僕は専門家というわけでは無いので、エニアグラム論を展開するわけではありません。
ですので詳しいタイプ診断や、そのタイプがどんな特性を持つかというのは、
リンクに貼ったブログや、書籍を参考にしていただければ幸いです。
この記事の目的は「エニアグラムに興味を持ってもらうこと」
なんでわざわざ頼まれてもいないのにそんなことしてるの?と言われたら、
「僕がタイプ2の人間だからです」とだけ答えます(笑)
ケースケでした!
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