【スキルアップになるか?】ブログを一年続けてみて感じたこと
昨年の8月にこのブログを立ち上げてもうすぐ一年が経ちます。
一年振り返ってみて、続けてよかったことなど書いていこうと思います。
「これから始めてみたい!」という人の参考にもなれば。
久々にブログ更新しました。もうそろそろ一年経つので、感想メインですが書いてみました。https://t.co/SFWvVUnDdu
— ケースケ (@Keisukemrlifeh1) July 23, 2019
いきなりですがここ数ヶ月更新のペースが鈍いです…
転職後は会社に慣れる、領域に慣れる、得意先に慣れるという点を重視したため、
「ちょっとブログ書こうかなぁ…」という時間も文献読んでみたりしました。
少し落ち着いたので、良い機会ですし一年を振り返ってみたいと思います。
もともとはアウトプットの練習
ブログを始めた一番根源にある理由は、この「アウトプットの練習」でした。
お気付きの人もいるかもしれませんが、僕は文章を書くのが苦手です。
このブログを読んでいただいた人、読みにくい文章にお付き合いいただきありがとうございます。
「文章力はひたすら書いたら改善する!」という本の受け売りで始めたのがきっかけでした。
MRの接する顧客は医師という、頭脳明晰な方々を相手にしているので、
理路整然とやり取りをする必要があり、そのスキルを勉強したいなと思った時、
ライティングスキルを勉強してみようと思いました。
しっかりとしたライティングスキルは、「話す内容を事前に組み立てることができるスキル」なので、
営業にも役にたつと考えたからです。
MRの仕事の仕方は教えてくれる人がほとんどいない
ライティングスキルを勉強するためにブログを始めてみよう!と思い立ち、
どんなテーマで書くかという時に思ったのが、
「自分なりの仕事の仕方や考え方を書いてみよう」ということです。
完全に日記のようなものかもしれませんが、一部ありがたい反響をいただけてもいます。
新人MRとして現場に出た際、
「得意先を回って、処方を獲得して、売り上げをあげる」
言葉で書くとこれだけですが、「どうやるか?」をきちんと筋道立てて教えられたことはあるでしょうか?
これは会社のカラーが出て「きちんとやっている」という企業もあると思いますが、
少なくとも僕は「自分で考えろ!」のパワー系企業でしたので、
僕のやっていたことを共有すれば、同じように悩んでいる人の役にたつかな?
と思って、このやり方を共有してきました。
例を一つ。ABC分析について書いたことがあります。
新人時代、いろんな施設を闇雲にまわって結果が出なかった時に、
回る施設を絞ろうと思って行ったのがこの分析です。
市場がないところに一生懸命訪問してもしょうがないのです。
でも新人なら、目についたところ入って、そこの先生が優しくて話聞いてくれるもんだから、
市場なくても通ったりしますよね?(僕がそうでした)「これを辞めよう」というのです。
悩んだら本屋に行って調べてみた
このABC分析は、分析手法の初歩的なものらしいです。
ですが当然会社で教えられたわけでもなく。
そりゃそうですよね。回らないでいい施設なんてない!という勢いが当時はありました。
僕は思い詰まると本屋に行って、なんか良さげなビジネス書買って、
色々試してみて、使えそうなものはそのまま仕事に取り入れています。
ABC分析は転職した今でもつかうフレームワークです。
閉鎖的なMRの仕事をどう知ってもらうか
製薬会社の営業マンをMRと呼びます。
MRってどんな仕事してるか?接待して酒飲んで夜飲み歩いて…
もしかすると世間のイメージはこのまま変わっていないかもしれませんね。
少なくとも僕がこの業界に入った時には、接待を好き勝手できる時代は終わりを迎えていました。
じゃあ何をしているのか?ということでMRの仕事内容を書いてみようと思ったのです。
ブログ始めたばかりの記事でも、同じようなことを書きました。
※めちゃくちゃ偉そうですねw あえてそのままリンク掲載します。
過去の負の遺産が業界のイメージを悪くしている
接待して仲良くなって、薬を使わせて…のイメージが蔓延するこの業界は、
かなり世間からのイメージが悪いです。
僕一人がブログを書いたぐらいでは変わらないかもしれませんが、
製薬会社は悪だ!と決めつけているブログの情報はかなり誤っていたり、
医療ドラマの話と現実をごちゃ混ぜにしていたりかなりめちゃくちゃなのです。
製薬会社のイメージに関する話も過去に書きました。
まず過去色々やってきたことは事実かもしれませんが、
今はかなり制限も厳しいし、何より「大して効かない薬剤で暴利を貪っている」というのは間違いです。
ブログを書いてみてよかったことは?
文章力が少しなりとも向上…したかな?これはあまり実感はないのですが。
ただ、「この文章は人に見られるかもしれないから、変なことは書けないな」という意識にはなります。
変なことは書けないから、ライティング関連の本を読んで勉強したことが、
あるいみ自分のスキルとなって「よかったこと」なのかもしれません。
あとは世間のニュースから「この記事ブログにしようかな」と思った時、
その分野に関連する記事などを勉強する習慣がついたことでしょうか。
間違ったことを書かないように調べていく過程で自分の勉強になることも多いです。
「創作することが楽しい」というのもあるかもしれませんね。
元々工作することが好きだったので、何かを作るというのは好きだったのかもしれません。
文章を書いて、ちょっと図表で飾ってみたりして、「公開」ボタンを押すときは単純に嬉しいです。
そしてPV数(ブログを閲覧してくれた人の数)など細かくわかるのですが、
先週よりも多くの人がみてくれているな、というのがわかると嬉しいものです。
ちなみにこの手の話題でよく上がる「副業としてのブログ」ですが、
まず結論から言うと僕の場合は全く利益が出ておりません。
(規約上金額の公開等はできないそうなので出しませんが、その辺もあまり興味なく疎いです)
まぁこれに関しては収益化を考えているわけではなく、サーバー代ぐらいになればいいかな、という気持ちです。
これからブログを書いてみようと思う人へ
僕はwordpressを使ってブログを書いています。
あえて「ブログの始め方」みたいな記事は書きません。
なぜなら僕よりも詳しく書いている人がたくさんいるからです。
絶対その人たちを参考にした方がいいです。
(もし聞きたい人がいれば、このブログ通じてコメントください。メールでやり取りさせていただきます)
ブログを書くことでアウトプットの練習にはなると思います。
文章を書くのが好きな人にとっては、趣味として書けるのではないでしょうか。
一つの記事を書くのに僕の場合は大体2時間〜3時間ぐらいですが、
早い人は1時間程度でも書けるみたいですね。羨ましい能力です。
あと自分が書くと、同じ業界の人が書いているブログなど興味出てくると思います。
MRでもっとも有名だと思われるブロガーさんはだいさくさんのブログだと思います。
他には現役MSLの方が書いているブログ、創薬研究者のブログ、
あとは投資家でバイオ株中心に投資している人のブログなども大変参考になります。
元々他人のブログを見る習慣になかった自分にとっては、
面白い世界があったのだなと気づくきっかけになりました。
まとめ
単なる感想ばかりの記事になってしまいました。
これからもよろしければ覗きにきていただけると嬉しいです。
ケースケでした!
-
前の記事
【書評:外資の流儀より】外資はドライで残酷なのか? 2019.07.02
-
次の記事
MRの評価はどのようにして決まるのか?理想のKPIを考える 2019.08.18
コメントを書く