【MRの求人の探し方】転職のきっかけとタイミング

【MRの求人の探し方】転職のきっかけとタイミング

前職後輩とは同じ病院を担当しているのでよく話すのですが、

なんとなく今の不安な情勢から、転職を考えているが活動を始められないとの相談。

こういった悩みというか、不安感を抱えている人は多いかもしれません。

そんなことをきっかけとして、転職のタイミングを自分の例を書いてみたいと思います。

もし具体的な要望がなく、それでも転職したい!というときは

会社の業績が右肩下がりで…

新薬パイプラインがなく将来性がなさそう…

直属の上司と合わなくて…

漠然と今の会社で働くことを不安に思うパターンです。結構多いのではないでしょうか?

特に不満はないけれど、今の会社に残っていても大丈夫なのか…いまいち転職活動に踏み切れない。

不満がないだけになんとなくズルズルとしがち。

この状況の人ほど、情報を積極的に集めるべきだと思います。

情報を集めて、検討して転職しなくたって全然問題ないんです。

誰にも迷惑かけませんし、情報を集めることにコストはかかりません。

調べることで見えてくる「やるべきこと」というのもあると思います。

個人談1 最初の転職をしたきっかけはQUOカード

僕が最初の転職をしたきっかけは上記の通りQUOカードですw

登録をするだけでQUOカードもらえるキャンペーンやってたんですよね。

全く転職を考えていなかったのですが、カードはもらおうと。とりあえず登録をしました。

すると登録したサイトから電話、メール等で求人案内きますよね。

色々聞いていると、求人を積極的に出している企業や条件などが集まってきます。

当時は専門領域MRが発足して、各社領域性に移行している真っ最中でした。(自社も立ち上がった)

この領域性の流れをエージェントから聞いて、社内でオンコロジー事業部への異動をしようと決意しました。

これがなんと働き始めて2年目の時です。

仕事の仕方もよくわからない新人が、生意気にも社内異動を考えて仕事をしていたのです。

もともと興味があったということもありますが、

各社領域性を発足させているのであれば自分も経験しておいた方がよいだろうと思ったのが理由です。

これはエージェントから情報を聞いていなければ考えなかったことでした。

全く転職を考えていなかった自分が、情報を仕入れることでその後のキャリアを決めることになりました。

 

そしてオンコロジー領域である程度経験を積んだ後、

扱ってみたい抗がん剤の上市を控えていた会社の募集の話をもらいました。

駄目元で応募をしてみて、結果転職を決めることになるのでした。

まさに最初の転職のきっかけはQUOカードなのです。

(めっちゃ恥ずかしいですね…)

 

個人談2 2回目の転職のきっかけはパスタをおごってもらったこと

もう見出しの出オチ感ありますがこの通りですw

割と仲良くしていたエージェントから連絡が入って、

「東京に出張になったのでどこかで会いませんか」と言われたのがきっかけでした。

僕は西日本で仕事をしていて、その時にお世話になったエージェントさんなので、

西日本のお客さんが多い人だったんですね。

東京に転勤になって、少し時間があるという連絡。

それで担当施設近くの喫茶店で会ったのがきっかけです。

 

1度目の転職と同じで、転職をしたくて会ったわけではありません。

ただ情報は色々聞きたいなと思って、最近出ている求人情報は持ってきてもらいました。

オーファンドラッグ、スタートアップ、この辺りがキーワードになるような案件が多かったのです。

少し面白そうな領域の薬剤を取り扱っている会社が求人出ていて、

それであれば一回応募だけしてみようかな、と思いエージェントの人に申し込みをしました。

(パスタもおごってもらいましたし…)

会社規模は明らかに小さくなり、今まで働いたことがないぐらいの規模。

不安もゼロではなかったのですが、生産性も高い企業だったのが決断した決め手です。

 

バイオベンチャーへ転職の不安について【生産性を見よう】

 

求人は探すのではなくエージェントに営業をかけてもらう

僕のケースは、何か事情があって急いで転職先を探したというわけではありません。

1回目の転職は扱いたい薬剤があったから。

革新的新薬と事前に評価されていた薬剤で、発売直後などは問い合わせも多く忙しい毎日でした。

2回目の転職はより専門性を高めるためにオーファン領域へ。

患者数は少ないものの、疾患啓発、治療意義を話し合うなど少し目線を変えた活動をしているかなと感じます。

共通点は、どちらの転職のきっかけもエージェントから話をもらって、初めて検討したということです。

この場合「まぁ駄目元で受けてみて通ればラッキー」ぐらいで気軽に選考に入ることができます。

エージェントにどんどん話を持ってきてもらう、それが一番手っ取り早い情報収集の方法です。timing

転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】

リクルートエージェント

【type転職エージェント/公式】ひとつ上を目指すあなたの転職アドバイザー

インターネットに求人情報が公開されていることは少ない

最近はなんでもネットで情報が集められる時代です。

ただ求人情報などは、会社の方向性などの情報が露呈することもあり、

全ての情報がオープンになっているわけではありません。

そんなときこそエージェントから情報をもらいましょう。

普段から色々と情報交換しているエージェントから、タイムリーに求人情報を持ってきてもらえるか、

転職を考えている人はすぐに情報をもらう必要がありますし、

僕のように検討していない人も、その後のキャリアを見直すきっかけになるのではないでしょうか。

 

興味のある領域や希望勤務地、会社の規模や職種など、要望は具体的に伝えておこう

僕のように転職するかしないか、曖昧な人は「新しい話出たら教えて!」でもいいのですが、

何か理由があって転職をすでに検討している人は、具体的な要望を伝えるべきです。

特に「この条件が守られないようであれば絶対に転職しない」という条件は必ず伝えておいて良いと思います。

共働きの方が勤務地が変わることは避けたいでしょうし、

大企業でないと不安で絶対に働けない!という人もいるでしょう。(これは個人個人考え方ありますからね)

要望して気分を害するエージェントなんていません。

むしろ「何を大事にしているのか」がわかった方が、エージェント側も仕事をしやすいはずです。

この辺りめんどくさがるような人、条件にずれた求人を持ってくる人は、

他の紹介会社、エージェントを変えるということも検討した方が良いですね。

僕は過去、「情報は信頼できる一人のエージェントから取ろう」と発信していますが、

「信頼できないな」と思ったら、新しいエージェントをどんどん「面接」して、

信頼できる人から情報を集めてみましょう。

【MRの転職】最適なエージェントを選び情報戦を制する

まとめ

・漠然と不安がある人はまず情報だけ集めてみよう

・話を聞くうちに応募してみようかな、と思える企業がでてくるかも

・情報をもらうのはタダです。調べる時間も勿体無いので、探してもらいましょう

後輩と話してタイムリーすぎるタイミングで書いているので、

読んだら身バレ必至ですが、彼は優秀なので新しいキャリアが開けることを願っています。

ケースケでした。