【新人MR向け】認定試験の勉強っていつすればいいの?

【新人MR向け】認定試験の勉強っていつすればいいの?

今回は新人MR向けの記事です。

配属されて目が回る用な忙しさ、認定試験の勉強もあるし…

慣れない業務と勉強をどのように両立させていけばいいのか?

僕の担当する病院に新人が配属されてきました。

大きなカバンの中には認定試験のテキスト…

(全部持ち歩くとめちゃくちゃ重いですよね)

朝は卸、昼は先輩と回って、夜は講演会の手伝い、

いったいいつ勉強したらいいんですか?とよくある悩み。

今回はまず、勉強時間を確保する方法から。

 

勉強時間を確保するために4点+1!

具体的には次の4つと参考情報1つで書いています。

  1. 勉強する時間をスケジューリングしてしまう
  2. 会社では勉強するな!集中できないから
  3. 無理せずきちんと眠ること。朝方シフトへのススメ
  4. 正直に先輩、上司に相談してみる

参考:中途の人はもっと忙しい中勉強している

「勉強」する時間をスケジューリングしてしまう

✔︎医師とのアポイントと同格に扱ってみる

ものすごい当たり前の様でできていないこと。

僕もこれができず苦労しました。

皆さん勉強する時間は固定していますか?

「毎日業務終了時間が違うのにそんなのわからない!」

って忙しい皆さんへ。自分で決めた勉強時間を、医師とのアポイントと同じくらいに意識してみましょう。

 

社内書類を作っていて、アポイントに遅れる営業マンはいないと思います。

勉強時間を自分で決めたら、そこに向けて「業務を終わらせる」ように動くのです。

21:00~23:00で勉強するぞ!と決めた場合。

20:00には家に帰りたいですね。となると会社を出るのは19:00~ごろでしょうか?

 

帰りにくいというあなたへ。

「家で勉強するのでお先に失礼します」

今だけ使うことができる最強の免罪符です。

とはいえ疲れて帰っても勉強する体力が残っていない、という人。

個人的なオススメは朝勉です。次の項目で解説します。

 

無理せずきちんと眠ること。朝方シフトのススメ。

✔︎必要なのは集中した時間

まず集中できる時間を確保しましょう。

夜遅くの眠い時間にテキスト開いて、頭に入ってきますか?

そんな時は寝てしまいましょう。そして朝早く起きて勉強すればよいのです。

下記のサイトにもこんなことがかかれています。

集中力を出すためには、脳のコンディションをベストにする

そのためには睡眠時間を最低6時間以上とる事が必要です。

しかし、睡眠時間を削るしか時間がないというかたは多いですよね。

私もそうです。それでも、思い切って睡眠時間を確保してください。

睡眠時間を確保して勉強した2時間と集中した勉強時間30分では後者のほうが圧倒的に成果が出ます。数式で表すと以下です。

だらだら勉強する2時間 < 集中して勉強する30分

勉強方法.com(外部リンク)

https://www.benkyo-navi.com/concentrate.shtml

6時間睡眠の確保、23:00に眠れば5:00に起きる計算ですね。

6:30まで勉強しても1時間30分は勉強できます。

眠い中1時2時まで勉強するより絶対効率的です。

 

どうせ仕事で早く起きなければいけないなら朝方シフトへ

現場に配属されると卸に行ったりすることも出てくると思います。

卸って朝早いですよね。遠方の場合はめちゃくちゃ早く家を出ないといけないことも。

結局朝早く起きなければいけない生活が続くので、

この際朝早く起きて活動する、朝活へシフトすることをお勧めします。

僕もブログなどはこの朝の時間を活用しています。

30分ランニングしてから勉強すれば、めちゃくちゃ集中できますよ!

 

なぜ運動が最強のアンチエイジングなのか?BDNF出そう!

会社では勉強するな!集中できないから

仕事の時間と勉強の時間を明確に区別する

会社に帰って勉強しようという人へ。そのまま家へ帰って勉強しましょう。

会社にいる先輩、上司は勉強にははっきり言って邪魔者です。

「今日どうだった?A先生の反応は?B先生は昔俺が担当しててさ…」

目に浮かぶあるある光景ですが、勉強している立場からすると超ジャマですよね。

だから会社なんて帰らずに、おとなしく家に帰って勉強したらいいんです。

 

同じく朝早く出社して勉強している人。

「お、朝早いな!俺も新人の頃は~云々」

やっぱり邪魔者は多そうですよね。

会社にいるときは仕事の事だけ考えましょう。

というかむしろ、早く帰って勉強するために業務時間内ですべての業務を終わらせるのです。

周りから「お前勉強してるのか?」と思われるぐらい、会社では仕事だけしていたらいいのです。

まだカフェ勉の方が良い。集中できる環境で。

会社では勉強できない、でも家でもできないんだよな…という方へ。

僕も実はなんだかんだ言ってこのタイプです。

そんな時は適当に近くのコーヒーショップとかで勉強しましょう。

朝早く会社付近のカフェで、帰ってきて自宅付近のカフェで、など。

毎日コーヒーの1杯や2杯飲めるぐらいには、皆さんお給料もらってますよね?

 

こんな記事もありました。参考までにどうぞ。

【勉強場所】最強の勉強場所はどこ?勉強できるカフェを見つけよう!

https://www.studyplus.jp/190

 

車があれば恵まれている。テキストも持ち歩ける。

会社では勉強しない→テキストは自宅に置いたままでもいいですね。

でももし車がすでに支給されている場合。車ならテキスト持ち歩くことも用意です。

アポイントの合間に30分、講演会始まるまでの時間に30分。

色々隙間時間活用できそうですね!

(車上荒らしにあわないように、外から見えないようにしましょう)

電車で回っている人or先輩と一緒に回っていて、

急な隙間時間に勉強したい人。持ち運ぶテキストは1冊で十分ですよ。

3冊持ち運んでも見る時間なんてないですから…

 

正直に先輩、上司に相談してみる

勉強時間がない!ってことをわかってない

毎日遅くまで仕事、講演会の手伝いもどんどん入れてきて、

挙句の果てには耳をふさぎたくなる「今日飲みに連れて行ってやる!行くぞ!」の一言。

(好きな人はいいんですよ!どんどん先輩とコミュニケーション取りましょう)

 

飲みの席で「お前はこの前の模試の点数が悪いけど勉強してんのか?」なんて、もう矛盾してますね。

勉強時間をスケジューリング、朝活も実践してみたけど、それでも時間が取れないという方。

正直に先輩、上司に相談してみましょう。全く恥ずかしいことではありません。

 

「じゃあ火曜日、木曜日の午前中は勉強の時間に」といったように、

業務時間中に確保してくれる場合もあります(僕の会社の同期がそうでした)

上司への相談の仕方がかかれているサイトです。参考までにどうぞ。

 

仕事の相談を上司にする前の方法や上手にするためのポイント

http://buisirela.com/679

 

その仕事は君がやらないといけないのか?

新人の頃は積極性が確かに大事です。

レスポンスいい後輩はやっぱり教えていても気持ちがいいものだし、

この仕事僕がやります!って言ってくれると嬉しいものなんです。

でも大前提として、この時期は模試の結果が悪かったりすると、

本当に任せて大丈夫か?ちゃんと勉強してるのか?なんて思ったりもします。

 

また上司からの指示で新人は何事も経験だからでどんどん仕事が増えていく場合。

もし手に負えないほどのことがあれば、すぐに話しやすい先輩に相談しましょう。

場合によっては、先輩が仕事を引き受けてくれるかもしれません。

どんな仕事にも取り組む熱意は大歓迎ですが、

結果が上がってこないとチームメンバーに迷惑をかけてしまいますからね。

参考までに:中途の人はもっと忙しい中勉強している

MRとしては君たちと変わらない一年目。受かっている

ここからは少し厳しめの意見。

MR経験の無い中途入社の人なんてのも数年前まではかなりいました(最近は減っているのかもしれません)

中途入社の人はそれこそ即戦力です。

先輩たちが行っているような業務をこなしながら、同時に勉強しているのです。

それでも大半の人が受かっています。「勉強しなければ!」という覚悟が違うように思います。

 

半年間研修の時間がある幸せ

これは僕自身も振り返れば思うことで、半年間も研修があるって

長い社会人生活でめったにないことだと思います。

今思えば、新卒で入社して、いわゆる学生気分が抜けないでちょっと甘えていたかな~と思います。

半年勉強する時間があれば、もっと模試の点数とかめちゃくちゃ

いい点数取れたんじゃないかなと思ってます。

 

現場配属後も研修部のフォローアップがある会社が多いと思いますので、

いろんな人が目をかけ、手をかけてくれる今の状況に報いるべく、

隙間時間はおとなしく勉強しましょう…

 

まとめ

一番大事なのは「勉強しなきゃ!」って自分で思う事なんです。

現場回って薬の話して、医師の質問に全く答えられない場合。

専門用語飛び交って質問の意味すら分からない、なんて配属直後はなりがち。

 

「いや、この保険は何が保証されるかわからないんすよ!」

って保険屋から保険入ろうなんて思わないですし、

「このPCどんな機能付いてるかはわかりません。そこそこ性能いいんじゃないっすか?」

なんて家電量販店で言われても、そこでPC買おうとは思わない…ですよね?

 

「MR認定試験が役に立つのか?」と言われると、全部役に立つ訳ではありませんが、

「これぐらいの内容は最低限知っておかないと恥ずかしいですよ」という試験です。

特にここ数年で入社したMRの人は、学術的提案もしていかなければいけない時代です。

少なくとも、自社製品に関する情報だけは医師に負けないように勉強してみましょう。

そのためのベース部分を作るのが、認定試験の勉強なのです。

ケースケでした!