転職をすると給料は上がるのか?納得いくまで交渉しよう

転職をすると給料は上がるのか?納得いくまで交渉しよう

転職を2回していますが、やっぱり気になるのは待遇がどうなるかってところだと思います。

特に結婚されてお子さんがいる方は考えますよね。

ブログの問い合わせから、待遇がどう変わったかの質問をもらったので、

転職をすると給料が上がるのか?生活レベルを落とさない転職はできるのか?

といったテーマで書いてみたいと思います。

 

結論:転職をすれば給料は上がることが多い

まずいきなり結論ですが転職をすれば給料は上がります。

正確には、「福利厚生含めて前職以上の提示があるケースがほとんど」です。

当然ですが、誰しもわざわざ給与が下がる転職はしません。

企業側も当然そこは理解しているので、最低でも前職と同等、

少しアップさせて入社してもらうというのが通例です。

 

入社承諾後のオファーレター発行後は交渉できない

内定通知から入社を承諾すると、オファーレターというものが発行されます。

このオファーレターには給与の年額見積もりが記載されており、

これがあなたの「年収」になります。

当たり前ですがオファーレターが発行されてからは交渉はできません(例外除く)

発行される前、内定通知から承諾をするまでが勝負です。

他同僚の話によると、とりあえず内定通知時にオファーレターが発行されて、

そこに記載されている年収に不満があった場合、エージェント通して連絡、

交渉して再発行、というケースもあるようです。

どのように交渉すればいいのか?

これはもう希望をひたすらエージェント通して伝えるしかないです。

もちろん「3千万ください!」といった根拠のないアップは通りませんが、

エージェントから連絡をもらった提示金額には、住宅手当、日当など内訳も記載されていると思います。

(逆に記載されていない場合は内訳を確認した方が良いです)

この内訳があれば現在所属している企業との比較ができますよね。

 

例えば一例をあげると住宅手当。

会社によって色々と規定がありますが、

オススメは「金額に換算した時にいくらぐらいになるか?」を計算しておくことです。

東京家賃10万円の物件に住んで、自己負担が2万円だとしますよね。

この場合8万円×12ヶ月で96万円と金額換算しておきます。

 

検討している企業が「家賃の3割が自己負担です」という場合。

仮に引越しをせず同じ物件に住むと、7万円×12ヶ月で84万円となります。

住宅手当に差がついていますので、この部分を埋める交渉をエージェントにしてもらうのです。

(提示された金額に上乗せされるよう、交渉をしてもらう)

 

給与交渉をすることは入社後のマイナスイメージにならないか?

結論からいえばよほど無茶な交渉をしない限りは、マイナスイメージには繋がらないと思います。

そもそもエージェントの交渉は、企業の人事部と交渉することが多いです。

過去転職した際、このエージェントと人事部のやりとりを、

直属の上司が知っていることはありませんでした(これは企業にもよると思います)

 

要求をすると、内定取り消しでお断りされてしまうのでは?という意見についてですが、

これもほぼあり得ないと言えます。

企業側からは「アップは認めずこのままの金額で入社してほしい」という連絡が来るだけです。

そもそも内定通知を出した時点で、不合格の人には連絡をしているケースもあります。

改めて募集を募って、時間とお金をかけて採用活動を行う…なんてことを考えれば、

「交渉してきた。ではこの人の内定はなかったことに…」なんてことにはなりません。

もしアップが認められなかったとして、その金額に納得が行けば、承諾して入社すればいいのです。

低い金額を提示されて(あまりないと思いますが)納得いかなければ入社しなければいいのです。

選択する権利はあなた側にあります。

 

給与が下がるケースはどのようなケースか?

基本上がると書きましたが、もちろん状況によってはダウン提示で入社した知人もいます。

・会社が定める募集要項の上限以上の給与を既にもらっていた

・住宅手当がない「コミコミ」の会社から転職してきたケース

・勤務地の関係で、給与よりも配属先を優先させて交渉したケース

この辺りの理由でダウン提示の人はいました。

まず募集要項には600万〜1000万と給与レンジの記載があるケースがあります。

この場合1100万円の人が受けた場合、会社の規定上1000万円に揃えられてしまうといった事はあるようです。

ただこれは受ける前からわかっている事なので、ダウン提示を受けたとしても、

より魅力的な企業かどうかを判断して転職活動をすればいいと思います。

 

次に「コミコミ」の人のケース。具体的には、住宅手当を天引き等ではなく、

給与に反映させて振り込まれているケースの場合です。

転職検討先に住宅手当があった場合は、

1000万円→900万円+住宅手当(だいたい同じくらいになる)といったパターンがありました。

ここも考え方ですね。税金の支払いは少なくなりそうな気もしますが…

余談ですが、上記のケースで1000万円+住宅手当のオファーが出た場合、

待遇はものすごく恵まれたものになると思います。

 

勤務地優先のケース。これは家庭事情が大きく反映されるので、

やむを得ないケースもあるでしょう。

今回は給与面を主に書いてきましたが、募集勤務地が全国と書かれている場合は、

希望がある勤務地は積極的にエージェント通してでも交渉すべきです。

「入社後に決定する」というような曖昧なオファーもありますが…

 

ケースケの例でいくと…

1社目から2社目への転職では100万円ほど上がりました。

さらに住宅手当が比較的手厚い企業に転職したので、

待遇面は大きく改善しました。20代の頃でした。

 

2社目から現在の3社目への転職、これは色々と事情があるのですが、

金額でいけば300万円くらい上がっています。

ただですね、小さな会社にありがちな住宅手当コミコミなので、額面が大きく上がった、

というような印象でしょうか。税金はめちゃくちゃ高くなりました。

生活レベル等が大きく変わったわけではないですね。家賃も高いですし…

(もちろん全て自分で契約して支払いです)

 

まとめ

・給与を理由に転職を躊躇っている人は、まずはチャレンジすべし

・提示金額に不満があれば、エージェント通じて交渉すべし

・納得いかなければ転職しなければいい。今の会社でも仕事はできているのだから…

転職活動をしたことがない人は、勝手がわからず不安ですよね。

給与が下がるのが不安で転職に踏み切れない!といった人はまずチャレンジしてみるといいと思います。

あとはエージェントの選び方ですね。

交渉してもらえそうなパートナーを見つけるといいと思います。

電話やメールのレスポンス、実際会った感触などで決めてみてください。

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