【オンコロジーからオーファンへ】2度目の転職理由

【オンコロジーからオーファンへ】2度目の転職理由

4月から新しい会社で働き始めました。

今回の転職は、事前に計画したものではなく、かなり急な決断でした。

2回目の転職って何かと不安ですよね。

どういった理由で転職を考えたかを書いていこうと思います。

https://twitter.com/Keisukemrlifeh1/status/1125969472618020864

 

転職で何を重視したのか?

今回僕が重視したのは、

・患者数が多くないオーファン領域
・会社も大企業ではなく、これから文化を作っていくようなサイズの会社
・現在の生活環境は変わらない事
・子供と過ごす時間をもっと取れる会社

これらの4つがメインです。一つずつ自分の意見を書いていきます

患者数が多くないオーファン領域

オンコロジー領域はとても楽しかったのですが、

新しいことをやってみたいなという漠然とした意見は持っていました。

患者数も少なくまだ認知されてないような疾患への治療薬を持っている企業、というのを重視しました。

なぜこの辺を重視したかというと、理由は2つあります。

1つ目は、オーファンドラッグを扱っている会社の生産性は非常に高いというのがわかっていたからです。

つまり少ない人数で営業をかけて、過剰人員がいないということ。

売り上げ100億円しかなくても、それを10人で売っていれば生産性10億円/年 ですからね。

軒並み大手製薬会社よりも生産性高いです。

 

2つ目の理由は、今よりも面白い仕事ができるかなぁと思ったからです。

がんって認知度がかなり高いですよね。

当然プロフェッショナルも多いし、取り扱うメーカーもMRも多いので、

自分自身が活動しなくてもどんどん理解が広がっていきます。

以前ちょっと書いた記事で、オンコロジーもプライマリー化してしまうかも、といった記事を書きました。

【ICIの事例から】オンコロジーMRはプライマリー化する?

 

オーファン領域は疾患の認知度も低いので、医療従事者への啓発活動から、

広報を通してになりますが市民公開講座なども企画しているそうです。

ボランティア活動も積極的です。

大手ではできなかった仕事をやってみたいというのは常に考えていました。

正直言ってこのタイミングでの転職を考えていたわけではなかったので、

エージェントから話をもらった際、何も準備せず会社のこともよく知らなかったのですが、

かえってそれが余計なバイアスを排除できて良かったのかもしれません。

オーファンは次が続くかどうか、など不安になってしまいますからね、

完全に勢いで決断した面が強いですね。

会社も大企業ではなく、これから文化を作っていくようなサイズの会社

身バレは少し避けて書きますが、いわゆる大企業と呼ばれるサイズではないですね。

ところで大企業の定義ってご存知ですか?

製造業の場合、資本金3億円もしくは従業員300人以上です。

多くの製薬会社は、「中堅」とよばれている会社でも、大企業の定義に入るのではないでしょうか。

この業界だけで仕事をしてきたら、当たり前に感じるかもしれません。

僕はもう少し、社員同士の距離が近い会社が良いなと思っていたので、

比較的規模の小さい会社を希望していました。

今は小さな営業部隊なので、わからないことあればマーケでもMAでも、

隣の営業所の所長でも部長でもすぐ電話できるような環境です。

これはとてもありがたいことです。

ただ気をつけないといけない?のは、

ある程度の役職の本社スタッフなどは外国人も多く、英語必須な部分があります。

これはもう必死で勉強するしかないかなと思っています…

あとはシステムトラブルなどあった際の連絡先が英語しかなかったり、

よくわからない人から突然英語のメールが来たりします。日々勉強ですね。

現在の生活環境は変わらないこと

僕には家族がいるので、家族の生活のことも考えなくてはいけません。

引っ越しもせず、子供が通う幼稚園も変わらず、

僕の仕事以外はなんら変わらないように、というのが家族で話し合って決めた条件でした。

結果会社名が変わって、僕は出張なども少し増えたけれど、

嫁さんと子供の生活は大きくは変わらないよう配慮しました。

家族が不幸になる転職は、幸せではないと思ってました。

この条件が満たされないと転職しても意味がないと思ったので、

属先などはかなり細かく指定しました。

と言いますか、現在住んでいる東京以外は希望しませんでした。

これでダメなら無理に転職することもないかなと思ったので、

自分の求める条件はかなり強気に出したと思います。

待遇面は転職エージェントを通じて行うのが一般的です。

そのため自分のために一生懸命頑張っていただけるエージェントに依頼することと、

要求は遠慮せず大きくいくべきだと思っています。

エージェントも当然高い年収提示=報酬が上がることを意味するので、

エージェントへの強気の提示は別に何らマイナス面がないんですよね。

ここははっきりと自分の意見を伝えるべきところです。

子供と過ごす時間をもっととれる会社

完全に直行直帰、会議は大体スカイプ、

家がオフィスで訪問時間まで(アポイントの時間までなど)は家にいる生活になりました。

完全みなし労働のため、夜遅いなというのがわかっている日は、

朝子供と遊んだり、一緒に幼稚園に持っていくお弁当を作ってみたりしています。

幼稚園に行く子供を見送ることも増えました。

子供が幼稚園ない日、早く帰ってくる日などは、

家で一緒にお昼ご飯食べることもあります。もちろん基本土日はお休みです。

 

ちょっと話それますが、前職で同じ営業所で働いた人で、

こうした姿を子供に見せたくないという人がいたんですよね。家に父親がいるのはダメだと。

もちろんそれも一つの意見です。完全に間違っているは思っていません。

でも自分の子供が大きくなる頃には、父親だけが朝から晩まで働き家事は母親だけ、

満員電車で会社に行ってくたびれて帰ってきて…

という働き方はなくなっていくんじゃないかなと思っています。

だからこれでいいかなぁとw子供も喜んでくれていますし。

何より働いていないわけではないですからね!ちゃんと働いていますよ!

転職エージェントとのやりとり

積極的に情報を持って来ていただけるエージェントを味方につけておくのが良いかと思います。

エージェントの選び方、関わり方の記事は以前書いたので以下をどうぞ。

【MRの転職】最適なエージェントを選び情報戦を制する

 

会社で、というよりは個人差があるのが転職エージェントですね。

僕はビズリーチで仲良くなった人と、JACリクルートメントから情報をもらっていて、

結局この求人を持ってきたビズリーチの担当者を通じて応募しました。

ビズリーチは担当者によって、マニアックな求人を持っている人もいますので、

面倒でなければ色々な人と繋がっておくのが良いのではないかなと思います。

転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】

MRってMRに特化した転職エージェントありますよね。

僕はこの会社とちょっと相性が悪く、欲しい情報が全然もらえないなと思っていたので、

遠慮せずいろんなエージェントと連絡とって求人情報もらうといいですね。

MRに特化したエージェントでなくても、求人数は豊富に持っています。

僕らはお客さんなので。向こうに営業をかけてもらいましょうw

まとめ

オンコロジーから新しいことをやりたくて、オーファン領域に転職しました。

家族と話し合って納得いく転職先を選びましょう。

エージェントは情報の量と質両面で役立つ人を探しましょう。

まだ働いて日が浅いですが、転職あるあるでモチベーションは高く保たれています。

今後は公開できる範囲で、会社の違いなどにも触れていきたいと思います。

ケースケでした!

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