【MRのキャリア】若手MRの転職について考えてみる

【MRのキャリア】若手MRの転職について考えてみる

仕事し始めて数年、現在の会社に対する不満とかもポツポツと出始めて、

「転職しようかな〜」とか考え出す時期かもしれません。

転職をすることで、自分のやりたい領域が経験ができて、

新たなキャリアが形成できることもあります。

まだ若くて経験も浅いから…と考えるのはもったいなくて、

その若さを武器にして、今のうちから自分自身のキャリアを考えてみましょう。

あなたの一番の武器はなんだろう?

答えから言うと「年齢」です。これに勝る武器はありません。

「経験不足で土俵にも上がらないのではないか?」

これは領域と会社の求める働き方にもよりますので、一概にダメということは絶対にありません。

むしろ若いうちに考えてチャレンジしたその気概は買っていただけると思います。

採用する企業側も、当然長く働いてもらいたいと考えているわけで、

若い人はそれだけで市場価値があります。

自分のキャリアにプラスになる案件には積極的にチャレンジして欲しいです。

どんな会社を選ぶべきか?

待遇や勤務地などもありますが、「どんな領域か」という点も注目です。

「オンコロジー 」、「自己免疫疾患」、「希少疾患」この辺りの求人が多いのでは無いでしょうか。

未経験でもチャレンジできる案件もあるので、興味があれば積極的に応募すべきです。

そしてこれらの求人を出している会社のパイプラインを確認して、

複数の「新規有効成分」を開発している企業は注目企業です。

明らかにその領域に力を入れていることがわかりますし、

今後どんどん新薬が出てくる部署は、会社の屋台骨、花形部署になるからです。

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【未経験でもチャレンジ】オンコロジーMRの仕事内容

私の周りは転職者が多いのでいろいろ話を聞けるのですが、

「会社の待遇や福利厚生に大きな差はさほど無い」というのが印象です。

勤務地で選ぶのも一つの考え方ですが、

MRって全国転勤が条件なので、数年後はまた違う土地で仕事をしているかもしれません。

都市部にいきたいMRが、2,3年でまた地方へ…なんて結構あるあるです。

募集がかかっている領域と、その関連領域での新薬の開発状況は確認しましょう。

よくある必須条件はクリアしておこう

転職サイト等から求められている条件で多いのは下記の3つです。

・基幹病院の担当歴

・大学病院の担当歴

・新薬上市経験

逆説的に考えれば、まずは現在の会社でこれらの仕事を経験できる様努力すべきです。

「採用したい」と思っている企業側が、

「1人前のMRとしての活動」と考えているのがこれらの条件なのです。

 

全ての条件に満たない場合、応募出来ないのか?

そうはいっても条件を満たさないからといって、応募もせずに諦めるのはもったいないです。

ある程度面接人数を絞るために書いてあることがほとんどで、

経験してなくても採りたい人材は、これら条件の経験がなくとも採用されるケースがあります。

現に私の今働いている営業所には、大学担当歴がない者もいます。

(条件的には、大学担当は必須になっている)

ここはエージェントの判断ですが、一度相談をしてみましょう。

余談ですが、「条件を満たしていないので」と応募すら検討してくれないエージェントは、

相談に乗ってもらえる人に変えてもいいかもしれませんね。

 

【MRの転職】最適なエージェントを選び情報戦を制する

転職はまだいいや…という人の背中を押してみる

多くの人は新薬を取り扱う新薬メーカーと仮定して書くと、

現在のパイプラインは公開されている企業がほとんどなので、

「自分が何才くらいの頃にどんな薬剤を扱っているか」というのは想定することができます。

もちろん臨床試験がうまくいかなくて発売されないことだってあるでしょう。

でもそんなのはどこの会社も同じなので、ひとまずはうまくいったと仮定して考えてみます。

 

例えば入社5年未満の人、年齢が30歳代の時にはどんな薬剤を扱っているでしょうか。

そう遠くない未来なので、PhaseIIIの薬剤にどんなものがあるか?とも置き換えられます。

ここで目立った新薬(新規有効成分でないもの、市場の大きな適応拡大でないもの)がない場合、

転職を決断する一つのタイミングかもしれません。

30歳からの仕事はPhaseが変わると個人的に考えていて、

20代は若手と言われて面倒を見てもらえていた人が、

中堅と呼ばれるような仕事内容へと変化していきます。

大学を担当し始めたり、KOL担当になる人もいるでしょう。

このタイミング×新薬の上市というのが、自分の市場価値を一段階高めると考えましょう。

会社が育てていこうとする新薬と、基幹病院、大学の波及効果、KOLマネジメント等、

これらの今までと違う活動が仕事内容を広げ、本社とのパイプを作ります。

将来的に本社スタッフとして考えている人などにとってはチャンスとなりますので、

こうした機会を得ることができる企業かどうか?という視点も持って考えてみましょう。

 

転職しようかなと考えている方に少しだけブレーキをかける

【転職したい】無能系上司との関わりで悩んでいるMRへ

上司が嫌でという人。これは夢を砕くようですが、人集まれば多種多様な人がいるので、

転職先でも同じような上司の下、働く可能性があることは認識しておいたほうがいいです。

結局転職先でも同じような悩みに合うことも考えられます。

上司と部下の関係を悩む人はどこの会社にも一定数存在して、

全く存在しない会社というのは無いと思います。

ここは一つ、現在の理不尽な上司を勉強題材として捉えてみる意識も必要です。

 

「育ててもらう」の意識では通用しないかも?

ある程度即戦力であることを期待されて入ったきたあなたには、

新卒で回り始めた時のような「指導係」みたいな先輩はつかないことが多いでしょう。

最低限のビジネスマナーや、MR活動の基本はできると判断されて入社しているので、

営業所メンバーからは丁寧な指導などはないこともあるでしょう。

自分の営業スタイル、仕事のスタイルが確立しているでしょうか?

まだわからないという人は、今の会社にいるうちにがむしゃらに動いてみて、確立させましょう。

転職さえすれば、自分の理想通りに働けるとは限らないのです。

 

まとめ

転職が多いこの業界、転職した経歴がマイナスになることはあまりありません。

自分のキャリアを考えた際、現在の会社でそれができるのか?

もし出来ないな、と考えたなら、転職先に求めるのも一つの考え方ではないでしょうか。

ケースケでした!

 

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